090704足下

お世話になったwingの香里さんが遠くに引っ越してしまう為、送る会が催された。
wingファンの女子が40人近く一同に会するのだという。
しかも夏!
夏物のアンティークなんて、いま手出せませんて。
ドレスコードはなし、とはいえ、「香里さんの目に焼き付けておきたい姿でお越し下さい」というテーマが掲げられたので、おそらく華やかな会場になること請け合い。
わたしも精一杯の夏着物で伺いましょう。


とき緒さんとはwingで待ち合わせをした。すぐ翼さんを発見。てっきり翼さんもご出席と思っていたので「あれ?翼さん着物じゃないんですね」と聴くと「今日は女の子だけの会なので遠慮してくださいって言われてるから僕は行かないんですよ(笑)」と翼さん。あら残念。
090704絞り浴衣先週(朗読帰りに)見た浴衣が気になって・・と言うと、じゃあもう一度着てみますか?と気軽に着せてくれた。「先週ここで浴衣の大群を見てから、浴衣を買うならとりあえずwingへ行け、とあちこちに宣伝しました」と言うと翼さんは笑ってた。さすがに少し減ってはいたけど、翼さん一押しの熱帯魚柄浴衣も、めだかの行進も、まだまだ素敵なのが残ってた。しかもお値段もかわいい・・・。
で、三種の絞りを使った浴衣をゲット。



そのあと、とき緒さんが来るまでしばらく店内の夏着物を見ていた。
夏着物に興味がない(というか手が回らない)のでちゃんと見たことなかったが、夏着物には独特のかわいさがある。透け感があるから、柄にインパクトがあっても強すぎないというか・・・「はいアンティークです!!」って柄でも、かわいらしさがある。
今日見たなかでは、朝顔がぼやっとまんまるくピンクと緑で描かれたガーリーな小紋とか、黄色と黒の縦縞で途中に黒薔薇の入った粋なのとかが気になった。
考えてみたら、「はいアンティークです!!」って着物は羽織ったこともない。
どうも苦手意識があるらしい。

翼さんが「いくら見てても飽きないでしょう?」という。かわいいのがこんなに揃ってるのがすごいですねと答えると、「はっきり言って、日本で一番買ってるの僕だと思いますよ。こんなに揃ってるところ、他にないです」と自負を覗かせた。うん、ほんとに、取りあえず着物のことはwingでって思うもんね。見てるだけでも楽しくて何時間でも居られるけど、連れて帰りたい子が見つかると汗が出て動悸が激しくなるので要注意。


「夏は浴衣」と公言してたとき緒さんも、今日のこの会を機会に一式用意することにして、香里さんに上から下までトータルでコーディネイトしてもらった。
(本人曰く化繊だが)麻にみえる着物に、黄色と赤の楓が刺繍された緑の単衣の帯。半襟は赤、帯揚は青。着物と帯に入ってる色できっちりコーデ。さすが香里さんがトータルで監修しただけある、とき緒さんの雰囲気にぴったり。
帯は変わり結びも出来るくらい長い帯だそうで、銀座結びにしようと(約束の時間を遅らせてまで)ひとり奮闘したらしいけど、結局時間切れ、お太鼓で登場。おつかれさまでした。
早めに来てwingで結んでもらえばよかったのに・・・といっても後の祭りか。
いやいやパーティはこれから!


このあと会場で、たくさんのアンティーク着物美人に囲まれて、もう眼福通り越して飽和状態だったため、みなさんの着物とかあんまり覚えていない(笑)。
一緒のテーブルはとき緒さんと、ショーで一緒だったAさん。Aさんは鳥の模様に明るい、という噂を聞いていたのだけど、本人曰く、柄としての鳥、というより、鳥自体が好きだし詳しいらしい。
今日も着席のイタリアンだったので終わって外に出てから気づいたが、ただの矢羽根模様と思いきや、裾に白鷺が待っていた。Aさんは確か、ショーの時の私服が唐獅子コーデだったので、気になる人だったのだけど、これまであまりゆっくり話す機会がなくて、今日は三人で、半襟のきれいな付け方とか、下着とか、「美味しんぼ」のことととか。いろんな話ができて楽しかった。


食事の合間に、全員にマイクが回って香里さんにひとことのコーナーがあり、安心して酔っぱらえなかったのだが、香里さんは終始にこにこしていて、見ているこっちもしあわせな気持だった。
こんなにたくさんの人に愛されて、いかに香里さんがみんなに心を尽くして接客なり、おつきあいなりしていたかと思い知る。新しく店長になったオオデさんもそれゆえのプレッシャーを感じていると言っていたが、とても頭のよさそうな女性なので、きっとうまく引き継げると思う。

みんなからのお餞別は、牡丹の帯留。さすが、くわしいかたが選んでくれたので、ぼってりとして重厚な、素敵な帯留だった。「香里ちゃんが唐獅子の着物を持っているのをしっているので、シャッキョウなど楽しんでいただけるかと思います」との説明に、会場ざわざわ・・・(いや、少なくともうちのテーブルは『?』となって、携帯の辞書で調べたところ

釈教
1)仏教。
2)仏教的な内容を含む和歌や俳句。


と出たので、「唐獅子牡丹」はそれぞれ植物・動物の王同士の組み合わせってことになってるのが、仏教でなんかあるのかなあ・・・という解釈に落ちついた。(詳しい人いたら教えてください)


そんなこんなで楽しい会の終わりには、赤い絨毯の敷かれた階段で組閣時ばりの記念撮影。
わたしは後ろの方(上の方)にいたのだけど、そこから見るみなさんの帯がまた楽しかった。


会場を辞して、モデル仲間のカホさん・トモさん・ナオさん・とき緒さんと5人でコーヒー。
カホさん・トモさん・ナオさんは舞台を見に来てくれたり、砂々良で呑んだりと、これまでも仲良くしてもらってるメンバー。でもショーの時に仲良くなったわけじゃなくて、いつだろう?新年会かなあ?なんか改めて会ってからお互いに印象を修正して、仲良くなったのだった。
みんな凝ったバッグ持ってた。手拭もとき緒さんの持ってた「同じ穴のムジナ」が話題になったっけ。
ナオさんには再三、「こもちゃんはさ、クールビューティって感じで、なんか近寄り難いって思ってたんだけど、話してみたら全然違って、あ、なんだこんな感じだったんだーって思ったんだよね」と言われる(笑)ビューティかどうかは別として、クールだと思われるのは昔からよくあった。特にショーの時はみんな時間的にも余裕なくて、のんびりお話して人となりを把握するどころじゃなかったもんね。わたしもナオさん、もっとおとなしーい女の子だと思ってたよ(笑)

トモさんは、物静かな人だと思ってたら、ものすごい物識りで、着物のことはもちろん、スイーツとかおいしいものに詳しい。そしてそれを惜しみなく教えてくれる、頼りになる存在だった。会合の調整もいつも朋さんだよね。いい着物をみつけるのも、上品に着るもの上手。

カホさんは、ショーの時にエンジっぽい着物だったから押しの強いタイプかと思ってたんだけど、話してみたらまあ声がかわいいの! テニスやってるとか話を聞いてるとお嬢様な感じなんだけど、決しておとなしいお嬢様じゃなくて、意見をしっかり持っててはっきり主張するんだけど、なんかどんぴしゃなんだよね。普段の着物姿見て、しっくり来た。帯も着物も主張がはっきりしてるんだけど、組み合わせが上手いからしっくり来るの。そういう感じのひと。

みんな大好き。


090704とき緒さんとしかし!また5人での写真撮り忘れたので、恒例の、とき緒さんと池袋で別れ際ツーショットのみ掲載。今日のとき緒さんのメイク・ヘアメイクのテーマは「きりり系」だそうだ。
香里さんに見せる姿として、かねてから言われていた「儚げ未亡人風」か、ショーの時のきりり系にするか迷っての、きりり系だったらしい。そういう風にテーマを決めて作るのっていいよね。
わたしはショーの時ダウンヘアだったから、夏だけど敢えて下ろしめにしたよ。




090704帯回り09.07.04の着物
着物  =紗 雪輪(ささら)
帯   =絽に銀糸刺繍(東郷骨董市)
帯揚  =薔薇の絞り(東郷骨董市)
半襟  =レース
帯締  =藤色の丸組(道明)
帯飾  =ビーズ
バッグ =革 がまぐち型


帯揚はこんな柄。元の絽の着物想像すると、切っちゃったのもったいない!
090704バラ帯揚


こんな時期なのに、一滴も雨は降らなかった。
香里さんどうぞ、新天地でもお元気で!