
そして、翌16日は砂々良のママの命日なので、着物で行くことにする。
ご予約のみなさんは「何回か会ってるけど着物なんて初めてだよ、どうしたの?」と好反応。
みなさんの予約があったから、というと、お皿を運ぶ度に「着物いいねえ」「似合うよねえ」と優しくしてもらえた。喜んでもらえてなにより。
今日お誕生日の常連Oさんにも、お誕生日メールを送った。
だからってわけじゃないみたいだけど、帰りにちょっと寄ってくれた。Oさんと会うのは1ヶ月以上ぶりだと思う。ちょっとお忙しかったし、風邪もひいていたらしい。
「今日まりちゃんがいるとは思わなかったけど、よかったよ。ママのお導きだな!」
Oさんは30年以上来てるお客さんでママとも長い付き合いだったし、自分のお誕生日の翌日がママの命日なので「忘れられっこねえよ」、とよく言う。
もう5年も経つというのに、昨日もママのためにお花を持って来てくれたお客様がいて、ありがたかった。
土曜日のカウンターはいつもだいたい同じ顔ぶれが揃うんだけど、今日はいつもの顔はIさんだけで、久しぶりのお客様が2人、さっき書いたOさん、あとはテーブル席だった。珍しい。
おかげさまで(?)わたしもゆっくりカウンターで梅酒とお刺身などいただいて。
今日のひらめの昆布〆は昆布の味が濃くって絶品だったし、(ご相伴させてもらった)ひらめの薄造りも柔らかすぎず固すぎずのいい案配で、おいしかった。
マスターもお疲れさまでした!

これまで着物と帯をママのにしていたんだけど、今日は小物(帯揚・帯締・かんざし)をママのにした。
着物ブログを見ると、もうそろそろ袷は暑いって書いてあるけど、夕方になったら少し肌寒いくらいだった。まだ単衣には早いなあ。
<2010.5.15>
着物 =橘文様 市松絣
帯 =かんざし柄の半幅
帯揚 =黄色
帯締 =若草色
かんざし=螺鈿細工
橘の着物だから実と葉の色を入れたくて、小物で黄色と緑を追加。
この着物を着るのは今日が初めて。ヤフオクで、妖怪写真の衣装におまけでついてきたもの。よく見ればちょっと汚れてるけど、ほとんどわからない。
ところで橘ってどの時期の柄なんだろう。
白い花が咲くのは5月6月で、昔の鯉のぼりの歌の歌詞に出て来るんだって。
でもひな祭りにも関係あるし、文様は実だから実のつく時期に合わせるのかな。
それとも吉祥文だからいつでもいいのかしら。
帯はてきとう結び。片流しみたいに結んだ羽根と結び目を芯に、余った手と垂れを巻き付けて形にした。
歌詞調べたのでメモ。
大正2年に小学校の教科書に初出したという古い文部省唱歌とのこと。
だからってわけじゃないみたいだけど、帰りにちょっと寄ってくれた。Oさんと会うのは1ヶ月以上ぶりだと思う。ちょっとお忙しかったし、風邪もひいていたらしい。
「今日まりちゃんがいるとは思わなかったけど、よかったよ。ママのお導きだな!」
Oさんは30年以上来てるお客さんでママとも長い付き合いだったし、自分のお誕生日の翌日がママの命日なので「忘れられっこねえよ」、とよく言う。
もう5年も経つというのに、昨日もママのためにお花を持って来てくれたお客様がいて、ありがたかった。
土曜日のカウンターはいつもだいたい同じ顔ぶれが揃うんだけど、今日はいつもの顔はIさんだけで、久しぶりのお客様が2人、さっき書いたOさん、あとはテーブル席だった。珍しい。
おかげさまで(?)わたしもゆっくりカウンターで梅酒とお刺身などいただいて。
今日のひらめの昆布〆は昆布の味が濃くって絶品だったし、(ご相伴させてもらった)ひらめの薄造りも柔らかすぎず固すぎずのいい案配で、おいしかった。
マスターもお疲れさまでした!

これまで着物と帯をママのにしていたんだけど、今日は小物(帯揚・帯締・かんざし)をママのにした。
着物ブログを見ると、もうそろそろ袷は暑いって書いてあるけど、夕方になったら少し肌寒いくらいだった。まだ単衣には早いなあ。

着物 =橘文様 市松絣
帯 =かんざし柄の半幅
帯揚 =黄色
帯締 =若草色
かんざし=螺鈿細工

この着物を着るのは今日が初めて。ヤフオクで、妖怪写真の衣装におまけでついてきたもの。よく見ればちょっと汚れてるけど、ほとんどわからない。
ところで橘ってどの時期の柄なんだろう。
白い花が咲くのは5月6月で、昔の鯉のぼりの歌の歌詞に出て来るんだって。
でもひな祭りにも関係あるし、文様は実だから実のつく時期に合わせるのかな。
それとも吉祥文だからいつでもいいのかしら。

歌詞調べたのでメモ。
大正2年に小学校の教科書に初出したという古い文部省唱歌とのこと。
「鯉のぼり」 作詞:未詳 作曲:弘田龍太郎
甍の波と雲の波 重なる波の中空を
橘かおる朝風に 高く泳ぐや鯉のぼり
開ける広きその口に 舟をも呑まん様見せて
ゆたかに振るう尾鰭には 物に動ぜぬ姿あり
百瀬の滝を登りなば たちまち龍になりぬべき
わが身に似よや男子と 空に踊るや鯉のぼり