ささらで今日ほたるいかを食べた。
4月〜5月くらいにメニューにあがるんだけど、だんだんサイズが大きくなってって、今が一番わたもたっぷりで、ぷりぷり!

ほたるいかは、砂々良で「これこんなに美味しかったんだ!」と思った食べ物のひとつ。





マスターがおしんこを頼まれて出したんだけど、初めて見るものだったから
「これなに?」と聞いたら「山芋」と。
初めてだから味見させてもらったら、まあおいしいんだこれが。

「めんつゆみたいなものに(家庭で作るならめんつゆでいいってことでしょう)一晩つけとくだけだよ」とのこと。でも山芋はあんまり安いのよりおいしいのを買って来いよと笑ってた。

そのあと、常連さんがカウンターにひとりになってオーダーが途切れた時間に、マスターがこはだをさばいてみろというので調理場に立って来た。マスターが内臓と頭取る所まで処理してあるのを、三枚におろして、腹骨取って塩するところまで。しばらく置いて裏返してまた塩。水分を抜いたら酢で〆る。

門前の小僧は勝手にマスターを見て、盛りつけとか、何と何を合わせるとおいしいとかそういう発想なんかは学んでいるのだけど、このごろマスターは、せっかく何年も砂々良来てるんだからと料理をいろいろ教えてくれる。質問すれば丁寧に答えてくれる。そして「うん、初めてでこれだけできれば大したもんだよ」と褒めて育てる方針のようなので、のびのび育ててもらっている。


料理たのしいなあ。