鬼姫◎スナップ写真集3 睡蓮・木蓮

【赤】木蓮役 TETRA。

赤の睡蓮・木蓮は幼なじみ。
TETRA。の木蓮は「ひゃっはー」がトレードマーク、稽古初期はおかしなハイテンション小僧で、弥生ちゃんとふたりでとんでもない次元にいて面白かったのに、後期に石井さんから「まわりとのバランスがあるから精神年齢あげて」という指令が出て、ちょっと方向を変えつつも、やんちゃでかわいい木蓮だった。飼い主大好きな子犬のような目で懐いてくれて、紅葉はふたりの笑顔にいつもとても癒された。
「見つけましてござりまするー!」の二人のドヤ顔、お客様見逃してないかしら?あんなにかわいいのに。そういえばあれも、前(客席)向いて言えって指示があったような気がするけど、いつの間にかこっち(紅葉)に向いてたなあ。直接会うシーンは少ないけど、紅葉への愛をひしひしと感じた。冒頭の『罪』でも睡蓮木蓮は超泣いてくれてるし(笑)、お客様の感想で「紅葉様登場の時のTETRA。さんの顔が」ってあったけど、それどんな顔?
棒術チームは稽古場の天井が低くて、本当の意味でのびのび稽古できるようになったのは劇場入りしてからという不遇ながらも、見事に使いこなしていた。
TETRA。くんとは『少女椿』で殺陣をした以降、殺陣の話をよくする。今回も西脇流を一番よく知る人(歴史新大陸に客演している)として通訳してくれたり、自主練の相手をしてくれた。最初からmy木刀を持ち込んでいた我々は、隙あらば基本の1対1を稽古した、にも関わらず、彼は二役とも刀を一切使わないというね。
彼が棒術だと分かってからは1対1を刀対棒でやったり、蘭の手を覚えて稽古に付き合ってくれたり。千秋楽の日も全体集合より早く集まって自主練した。蘭木蓮戦のあと「紅葉様お待たせしました」と言って蘭紅葉戦の稽古にも付き合ってくれて、彼が的確なアドバイスをくれたお陰で、迷いなく千秋楽を迎えられたんだった。感謝している。
しかしなんといってもTETRA。木蓮の一番の思い出は、稽古後期の通し中に突然言った「紅葉様親衛隊の俺たちが直々に、お前を殺しにやってきたよお!」。これは初演台本の台詞で今回の台本には無い。故に今の睡蓮木蓮が「紅葉親衛隊」であるかどうか定かではない。
私がみんなの殺陣を見ながら『皆殺しの愛』を歌っているシーンでのことで、ファルセットじゃなく地声で歌っちゃうくらい、キたね(演出指示で本番ではやっていない)。
また殺陣稽古しましょう。
殺陣の相手である極楽丸の綾美ともよくコミニュケーションを取ってて、と言っても甘くはなくかなり厳しく接してたけど、お陰で緊張感のある殺陣になったと思う。
最終日、自主練中の木蓮を盗撮しようとして気付かれた写真も掲載(邪魔してごめん)。
【赤青共通】睡蓮役 仲村弥生ちゃん。

Twitterにも書いたが、弥生ちゃんとの写真はどうも、「紅葉様」じゃなくて「こもださん」な顔してる気がする。あ、これらに比べたらチラシ撮影のこれとかは頑張ったほうかも。

初演でも睡蓮だった弥生ちゃん。3年前の稽古中に20歳を迎えたんだったね。
同じ役、同じ台詞があるからこそわかる成長(子供か)。前は狙いじゃなかった弥生クオリティに磨きがかかっていた。初演でわたしが最初にアドバイスしたのが「血糊吐くとき、客席に見えるように吐いた方がいいよ」だったので、今回もずいぶんうるさく注文出したけれど、今回は睡蓮の死に様が一部で話題沸騰となる程でした。自分のことのように嬉しいぞ(笑)
そして血糊制作部屋を兼ねた女子楽屋では、血玉屋さんとして毎公演大量の血玉を作り、常川さん(こだわりの自作)以外の血玉をほぼ一手に引き受け、「その間(かん)5秒!」をキャッチフレーズに作り続けて配布してくれたのでした。「真っ白な衣裳で出るから漏れてるとまずい」と注文の多い私にも「紅葉様の血たりてる〜?」と言ってたくさん作ってくれた。
いちごんの地獄丸との殺陣がついた日、棒が天井にひっかかるからと屋外で稽古していたふたりが室内で自主練中のわたしを「こもださんなにしてるの〜?殺陣練習したの、見に来る〜?」と誘いに来て、ナイターみたいな照明の屋外で練習の成果を見せてくれたのでした。それが、殺陣を付けているところを見てなくて急に手合わせから見たのもあって心底感心して、すごいね、すごいね、と興奮したのを覚えている。そのあとW木蓮と地獄丸の殺陣も見せてもらって、これまたすごいねすごいね、となって、こんな強い子たちがいる紅葉邸は幸せだなあと思ったのでした。地獄丸との殺陣の途中の「どーん!」が成立するのも弥生ちゃんならでは。
弥生ちゃんこれからもお友達でいてね(笑)
【青】木蓮役 桜井咲黒ことざっくん。

初演では玉藻だったので木蓮抜擢は意外だったけど、青の睡木は兄妹設定で、妹をかわいがる、いや猫っかわいがりするお兄ちゃんでした。なにかと「睡蓮!」て言うし、自分が死ぬ時には生き残った目無に「睡蓮を頼む…!」と云い残したり、その過多とも言える愛情に応えて、睡蓮が「木蓮!」と呼ぶあの死に様が生まれたわけで、はまり役だったのではないかしら。
睡蓮が死に際涙を浮かべて「めでたや…」と呟くのは、木蓮のところに行けるからなんだってさ。
愛だね。
西脇さんから安易な掛け声禁止令が出た途端カンフーな掛け声になり(仮面ライダーに出て来るんだっけ?)そういう柔軟な発想がいいところよね。
お花たくさんもらったざっくん写真も付けます。

赤の睡蓮・木蓮は幼なじみ。
TETRA。の木蓮は「ひゃっはー」がトレードマーク、稽古初期はおかしなハイテンション小僧で、弥生ちゃんとふたりでとんでもない次元にいて面白かったのに、後期に石井さんから「まわりとのバランスがあるから精神年齢あげて」という指令が出て、ちょっと方向を変えつつも、やんちゃでかわいい木蓮だった。飼い主大好きな子犬のような目で懐いてくれて、紅葉はふたりの笑顔にいつもとても癒された。
「見つけましてござりまするー!」の二人のドヤ顔、お客様見逃してないかしら?あんなにかわいいのに。そういえばあれも、前(客席)向いて言えって指示があったような気がするけど、いつの間にかこっち(紅葉)に向いてたなあ。直接会うシーンは少ないけど、紅葉への愛をひしひしと感じた。冒頭の『罪』でも睡蓮木蓮は超泣いてくれてるし(笑)、お客様の感想で「紅葉様登場の時のTETRA。さんの顔が」ってあったけど、それどんな顔?
棒術チームは稽古場の天井が低くて、本当の意味でのびのび稽古できるようになったのは劇場入りしてからという不遇ながらも、見事に使いこなしていた。
TETRA。くんとは『少女椿』で殺陣をした以降、殺陣の話をよくする。今回も西脇流を一番よく知る人(歴史新大陸に客演している)として通訳してくれたり、自主練の相手をしてくれた。最初からmy木刀を持ち込んでいた我々は、隙あらば基本の1対1を稽古した、にも関わらず、彼は二役とも刀を一切使わないというね。
彼が棒術だと分かってからは1対1を刀対棒でやったり、蘭の手を覚えて稽古に付き合ってくれたり。千秋楽の日も全体集合より早く集まって自主練した。蘭木蓮戦のあと「紅葉様お待たせしました」と言って蘭紅葉戦の稽古にも付き合ってくれて、彼が的確なアドバイスをくれたお陰で、迷いなく千秋楽を迎えられたんだった。感謝している。
しかしなんといってもTETRA。木蓮の一番の思い出は、稽古後期の通し中に突然言った「紅葉様親衛隊の俺たちが直々に、お前を殺しにやってきたよお!」。これは初演台本の台詞で今回の台本には無い。故に今の睡蓮木蓮が「紅葉親衛隊」であるかどうか定かではない。
私がみんなの殺陣を見ながら『皆殺しの愛』を歌っているシーンでのことで、ファルセットじゃなく地声で歌っちゃうくらい、キたね(演出指示で本番ではやっていない)。
また殺陣稽古しましょう。
殺陣の相手である極楽丸の綾美ともよくコミニュケーションを取ってて、と言っても甘くはなくかなり厳しく接してたけど、お陰で緊張感のある殺陣になったと思う。
最終日、自主練中の木蓮を盗撮しようとして気付かれた写真も掲載(邪魔してごめん)。
【赤青共通】睡蓮役 仲村弥生ちゃん。

Twitterにも書いたが、弥生ちゃんとの写真はどうも、「紅葉様」じゃなくて「こもださん」な顔してる気がする。あ、これらに比べたらチラシ撮影のこれとかは頑張ったほうかも。

初演でも睡蓮だった弥生ちゃん。3年前の稽古中に20歳を迎えたんだったね。
同じ役、同じ台詞があるからこそわかる成長(子供か)。前は狙いじゃなかった弥生クオリティに磨きがかかっていた。初演でわたしが最初にアドバイスしたのが「血糊吐くとき、客席に見えるように吐いた方がいいよ」だったので、今回もずいぶんうるさく注文出したけれど、今回は睡蓮の死に様が一部で話題沸騰となる程でした。自分のことのように嬉しいぞ(笑)
そして血糊制作部屋を兼ねた女子楽屋では、血玉屋さんとして毎公演大量の血玉を作り、常川さん(こだわりの自作)以外の血玉をほぼ一手に引き受け、「その間(かん)5秒!」をキャッチフレーズに作り続けて配布してくれたのでした。「真っ白な衣裳で出るから漏れてるとまずい」と注文の多い私にも「紅葉様の血たりてる〜?」と言ってたくさん作ってくれた。
いちごんの地獄丸との殺陣がついた日、棒が天井にひっかかるからと屋外で稽古していたふたりが室内で自主練中のわたしを「こもださんなにしてるの〜?殺陣練習したの、見に来る〜?」と誘いに来て、ナイターみたいな照明の屋外で練習の成果を見せてくれたのでした。それが、殺陣を付けているところを見てなくて急に手合わせから見たのもあって心底感心して、すごいね、すごいね、と興奮したのを覚えている。そのあとW木蓮と地獄丸の殺陣も見せてもらって、これまたすごいねすごいね、となって、こんな強い子たちがいる紅葉邸は幸せだなあと思ったのでした。地獄丸との殺陣の途中の「どーん!」が成立するのも弥生ちゃんならでは。
弥生ちゃんこれからもお友達でいてね(笑)
【青】木蓮役 桜井咲黒ことざっくん。

初演では玉藻だったので木蓮抜擢は意外だったけど、青の睡木は兄妹設定で、妹をかわいがる、いや猫っかわいがりするお兄ちゃんでした。なにかと「睡蓮!」て言うし、自分が死ぬ時には生き残った目無に「睡蓮を頼む…!」と云い残したり、その過多とも言える愛情に応えて、睡蓮が「木蓮!」と呼ぶあの死に様が生まれたわけで、はまり役だったのではないかしら。
睡蓮が死に際涙を浮かべて「めでたや…」と呟くのは、木蓮のところに行けるからなんだってさ。
愛だね。
西脇さんから安易な掛け声禁止令が出た途端カンフーな掛け声になり(仮面ライダーに出て来るんだっけ?)そういう柔軟な発想がいいところよね。
お花たくさんもらったざっくん写真も付けます。