「21日、国立(くにたち)へ行くぞ。」と、昭和さんから急な連絡。
萩原朔美さんの写真が展示されているらしい。メールは
「12/14の打合せもしたいし、力石トリオにも活躍してもらうから早めに四人で会おう。」
と続いていた。力石トリオ…?
駅で落ち合った途端に昭和さんが、
「忘れないうちに褒めておこう。こもだ、歌うまくなったな!」
昭和さんが褒めることなんて滅多にないので驚き。
先日千秋楽を迎えた青蛾館の『星の王子さま』を見にくてくれての感想。
30年前のパルコ劇場での『時代はサーカスの象にのって』で未唯mieさんと共演しているので、野口さんと未唯mieさんとわたしに差し入れをくれた。
「昭和さん、公演のことはやく言ってくれればパンフレットに次回出演で載せるなり、チラシ折り込むなりできたのに…」「いや、急に時間がとれることになってさ、カレンダーみたら今年12/14は日曜じゃない?すぐpoo押さえたよ(笑)」
…急なら仕方ないか。
「構成は出来てるから。まず俺が1時間やるだろ。そのあとイッキが…」
するすると話し出す昭和さん。元気でなによりだ。
長岡で講演会当日の萩原さんには会えなかったけれど、都会の滝を切り取った視点を堪能し、一路新宿へ。(中央線車内でイチゴに遭遇。ロサの百眼を見にいくところとのこと。なんというタイミング!)

シアターpoo開店直後に押し掛ける形になったが、りんさんは快く迎えてくれた。
公演の打合せをして、ビールで壮行会よろしく三人で乾杯。
「こもださん野口のところ出てたんでしょう?」
「こもだも頑張ってましたよー」
「昭和さんとりんさんはいつからお知り合いなんですか?」
「寺山さんが亡くなったあとこのお店始めて…」
「万有引力の年末の餅つき大会に来たのが最初だよな」
「じゃあ30年くらいですか」
「そうなるな!」
「わたしが初めて昭和精吾を見たのはここの『李庚順』です。劇団の演出家に勧められて来たんですが、その時客席に若そうな人はわたしと連れの横田しかいなくて、黒い服の女性がずっと本を読んでいて、急に大きな音がして暗転になって」
「ああ、清水が出てたんだな」
「自殺考をやってたと思います。あとは完全に昭和さんのソロでした」
「何年前だ?」
「こもださんここで旗織り公演てやったわよね」
※劇団を旗揚げするとき、まだ公演を控えていて出演ができないわたしを待って、一本目は旗揚げ前の旗織り公演と銘打った。その時わたしは音響として参加した。
「そうなんです、それを偶然、飲みに来た市川正さん(もと天井桟敷)が見ているんですよね」
あの時pooに来ていなかったら、今のわたしはない。
pooの次の錦糸町での『仮面劇 犬神』に面識もないのに劇団名義でお酒を差しいれたら首にタオルかけた昭和さんが終演後わざわざ出て来て「いま中でフルーツ切ったから食べて行けば」と言ってくれたのが初めての会話。
「昭和さんに会わなかったら、今わたしはどんな生活をしてたんだろう?」と思う。
昭和さんに会って、寺山さんを知って、そのご縁が広がって今がある。
寺山さんがいなかったら昭和精吾はいない、そう思って、寺山さんのお墓参りの時にはいつも寺山さんに、今に繋いでくれてありがとうございます、と御礼を言う。
そんなpooで去年の5/4、あの時みた『李庚順』をイッキさんとふたりで上演した。
今年の5月はイッキさんのスケジュールがどうしても会わず、「来年の5月は、またやろう」と話していたら半年早くお邪魔することになった。昭和精吾73歳の誕生日公演には[力石トリオ]なるイッキさん、わたし、西邑卓哲さんが、そして昭和精吾の名付け親である萩原朔美さんが特別ゲストで登場します。
そして当日のスタッフさんにも早速連絡。
音響の飯塚さんのスケジュールは即おさえた(ありがとうございます)。
心より、お待ちしております!
昭和精吾誕生日公演「寺山修司をうたう」
2014年12月14日(日)14時開演
新宿シアターpoo(新宿駅東南口より徒歩2分)
前売2500円 当日3000円(ともに1drink代含む)
※小さな会場につき50名様限定

写真(2014.8.3「力石徹告別式」再現@練馬区立美術館)
【出演】
昭和精吾
[お祝いの歌と詩]
こもだまり
イッキ
西邑卓哲(FOXPILL CULT)
【ゲスト出演】
[祝辞と弔辞]
萩原朔美
音響:飯塚ひとみ
受付:野口有紀
当日運営協力:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)、TETRA。
協力:株式会社ポスターハリスカンパニー、株式会社アクロス・エンタテインメント、
FOXPILL CULT、麻邑楽
※終演後、会場にお誕生日パーティを開催(2時間飲み放題2000円)。
パーティのみの参加も可能。公演とは別途ご予約を承ります。
公演をご覧になるかたも、予約時にご申請願います。
◎10/1より会場にて先行受付開始。tel.03-3341-8992(17:00-0:00)
◎10/14火 正午より昭和精吾事務所でも受付開始。
・komodamari+syowa★gmail.com(★→@)
・入力フォーム(10/1412:00〜12/13土23:59受付)
萩原朔美さんの写真が展示されているらしい。メールは
「12/14の打合せもしたいし、力石トリオにも活躍してもらうから早めに四人で会おう。」
と続いていた。力石トリオ…?
駅で落ち合った途端に昭和さんが、
「忘れないうちに褒めておこう。こもだ、歌うまくなったな!」
昭和さんが褒めることなんて滅多にないので驚き。
先日千秋楽を迎えた青蛾館の『星の王子さま』を見にくてくれての感想。
30年前のパルコ劇場での『時代はサーカスの象にのって』で未唯mieさんと共演しているので、野口さんと未唯mieさんとわたしに差し入れをくれた。
「昭和さん、公演のことはやく言ってくれればパンフレットに次回出演で載せるなり、チラシ折り込むなりできたのに…」「いや、急に時間がとれることになってさ、カレンダーみたら今年12/14は日曜じゃない?すぐpoo押さえたよ(笑)」
…急なら仕方ないか。
「構成は出来てるから。まず俺が1時間やるだろ。そのあとイッキが…」
するすると話し出す昭和さん。元気でなによりだ。
長岡で講演会当日の萩原さんには会えなかったけれど、都会の滝を切り取った視点を堪能し、一路新宿へ。(中央線車内でイチゴに遭遇。ロサの百眼を見にいくところとのこと。なんというタイミング!)

シアターpoo開店直後に押し掛ける形になったが、りんさんは快く迎えてくれた。
公演の打合せをして、ビールで壮行会よろしく三人で乾杯。
「こもださん野口のところ出てたんでしょう?」
「こもだも頑張ってましたよー」
「昭和さんとりんさんはいつからお知り合いなんですか?」
「寺山さんが亡くなったあとこのお店始めて…」
「万有引力の年末の餅つき大会に来たのが最初だよな」
「じゃあ30年くらいですか」
「そうなるな!」
「わたしが初めて昭和精吾を見たのはここの『李庚順』です。劇団の演出家に勧められて来たんですが、その時客席に若そうな人はわたしと連れの横田しかいなくて、黒い服の女性がずっと本を読んでいて、急に大きな音がして暗転になって」
「ああ、清水が出てたんだな」
「自殺考をやってたと思います。あとは完全に昭和さんのソロでした」
「何年前だ?」
「こもださんここで旗織り公演てやったわよね」
※劇団を旗揚げするとき、まだ公演を控えていて出演ができないわたしを待って、一本目は旗揚げ前の旗織り公演と銘打った。その時わたしは音響として参加した。
「そうなんです、それを偶然、飲みに来た市川正さん(もと天井桟敷)が見ているんですよね」
あの時pooに来ていなかったら、今のわたしはない。
pooの次の錦糸町での『仮面劇 犬神』に面識もないのに劇団名義でお酒を差しいれたら首にタオルかけた昭和さんが終演後わざわざ出て来て「いま中でフルーツ切ったから食べて行けば」と言ってくれたのが初めての会話。
「昭和さんに会わなかったら、今わたしはどんな生活をしてたんだろう?」と思う。
昭和さんに会って、寺山さんを知って、そのご縁が広がって今がある。
寺山さんがいなかったら昭和精吾はいない、そう思って、寺山さんのお墓参りの時にはいつも寺山さんに、今に繋いでくれてありがとうございます、と御礼を言う。
そんなpooで去年の5/4、あの時みた『李庚順』をイッキさんとふたりで上演した。
今年の5月はイッキさんのスケジュールがどうしても会わず、「来年の5月は、またやろう」と話していたら半年早くお邪魔することになった。昭和精吾73歳の誕生日公演には[力石トリオ]なるイッキさん、わたし、西邑卓哲さんが、そして昭和精吾の名付け親である萩原朔美さんが特別ゲストで登場します。
そして当日のスタッフさんにも早速連絡。
音響の飯塚さんのスケジュールは即おさえた(ありがとうございます)。
心より、お待ちしております!
昭和精吾誕生日公演「寺山修司をうたう」
2014年12月14日(日)14時開演
新宿シアターpoo(新宿駅東南口より徒歩2分)
前売2500円 当日3000円(ともに1drink代含む)
※小さな会場につき50名様限定

写真(2014.8.3「力石徹告別式」再現@練馬区立美術館)
【出演】
昭和精吾
[お祝いの歌と詩]
こもだまり
イッキ
西邑卓哲(FOXPILL CULT)
【ゲスト出演】
[祝辞と弔辞]
萩原朔美
音響:飯塚ひとみ
受付:野口有紀
当日運営協力:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)、TETRA。
協力:株式会社ポスターハリスカンパニー、株式会社アクロス・エンタテインメント、
FOXPILL CULT、麻邑楽
※終演後、会場にお誕生日パーティを開催(2時間飲み放題2000円)。
パーティのみの参加も可能。公演とは別途ご予約を承ります。
公演をご覧になるかたも、予約時にご申請願います。
◎10/1より会場にて先行受付開始。tel.03-3341-8992(17:00-0:00)
◎10/14火 正午より昭和精吾事務所でも受付開始。
・komodamari+syowa★gmail.com(★→@)
・入力フォーム(10/1412:00〜12/13土23:59受付)